スマートフォン用の小型ジンバル、Hohemの「iSteady X」を購入しました。
同じ3軸ジンバルとしては先日DJIから発表されたばかりのOsmo Mobileシリーズ、「OM4」とも迷いましたが、結局小さくてコンパクトに持ち運べるiSteady Xを選びました。
付属品と外観
OM4との大きさの違い
Hohem iSteady X | DJI OM4 | |
本体重量 | 259g | 422g |
対応スマートフォン重量 | 280g | 290g |
駆動時間 | 8時間 | 15時間 |
バッテリー容量 | 2000mAh | 2450mAh |
折りたたみ時サイズ | 179×79×39mm | 163×99.5×46.5mm |
私の使い方ではバッテリーが8時間持てば充分なので、この本体重量の差が決め手になりました。
重くて大きいと結局持ち出さなくなってしまうので、長く使うためにも小さくて軽いは大事な条件です。
各カメラアプリでのシャッター操作
Hohem Pro
Shenzhen Hohem Technology Co.,Ltd無料posted withアプリーチ
Hohem Proというアプリでアクティベーションからジンバルの設定、撮影までできるのですが、撮影アプリとしては少し使いづらいです。
アプリ本体で手ぶれ補正が効いていないのか微ブレが発生したり、Logで撮影できなかったり、撮影中にアプリが落ちてしまったりといった不具合もありカメラアプリとしてはあまりオススメしません。
他のカメラアプリを使った際にiSteady X本体でシャッターボタンの操作ができるかどうかを試してみたので書いておきます。
Hohem Pro | ○ |
FiLMiC Pro | × |
iPhone純正カメラ | ○ |
Pro Camera by Moment | ○ |
私が一番よく使うFiLMiC ProはiSteady本体でシャッター操作を行えませんでした。手持ちで撮る時と同様にiPhoneの画面上の録画ボタンにタッチして操作を行います。
iPhone純正カメラとMomentは画面に手を触れることなく、録画開始と停止両方の操作ができました。
ズームレバーはHohem Proでしか使えないので、ドリーズームを使う場合は他のアプリは使えません。
アタッチメントレンズとの組み合わせ
iSteady Xは280gまでのスマートフォンに対応しています。
iPhone 11 Pro Maxが226gなのでケースを付けた状態でもまだ余裕があり、ほとんどのスマートフォンは問題ないかと思います。
ただアタッチメントレンズを装着する場合は少し重くなるので注意が必要です。
iPhone用のアタッチメントレンズでもう一つ浮かんだのがMomentのレンズです、こちらは持っていないので試せませんが、重量を見ると少し厳しそうです。
MomentのレンズはTeleもWideも70gを超えていて、大きめのスマホと組み合わせると300gを超えてしまうので、これでは重量オーバーになってしまいます。
アタッチメントレンズやフィルターの使用を考えている場合は重さをよく確認した上で検討して下さい。
試し撮り
早速試し撮りをしてきました。
iPhone XSの広角側のレンズを使い、撮影アプリはFiLMiC Pro
ジンバルのモードはパン&チルトフォロー
4つあるモード全て試してみましたが、散歩しながら撮るにはこのモードが一番使いやすかったです。
片手で持って普通に歩いているだけですが、段差のあるところなどはかなりブレが軽減されているなと感じました。