富士フイルムからAPSCセンサーを搭載する新しいミラーレスカメラ「X-T30 Ⅱ」が発表されました。
2019年3月に発売された「X-T30」のボディーをベースにソフトウェアを刷新したリニューアルモデルです。
ボディー単体と「XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ」のレンズキットが用意されています。
2021年11月に発売予定で予想価格は、ボディー単体が10万8,900(税込)、レンズキットが12万1,000円(税込)となっています。
X-T3との主な仕様の違い
外観は「X-T30」と全く同じ、ボディー右上の型番も「X-T30」のままとなっています。
主な仕様の比較 | X-T30 | X-T30 Ⅱ |
有効画素数 | 約2,610万画素 | 約2,610万画素 |
質量 | 約383g (バッテリー、SDカード含む) | 約378g (バッテリー、SDカード含む) |
標準撮影枚数 | 約380枚 | 約390枚 |
液晶モニター | 3.0型 約104万ドット | 3.0型 約162万ドット |
フィルムシミュレーション | 16モード | 18モード |
4K動画 連続撮影時間 | 最大10分 | 最大30分 |
フルHD 連続撮影時間 | 最大15分 | 最大30分 |
ハイスピード撮影 | 120p 最大6分まで | 240p 最大6分まで |
X-T30からの変更点
AF性能
Xシリーズのフラグシップモデルである「X-T4」と同等の最短約0.02秒の高速、高精度のAFを実現。
また最新のAFアルゴリズムによって動体追従AFの性能も従来モデルから向上。
低照度環境でのAF動作
暗闇に近い-7.0EVの低照度環境でもAFが駆動し、夜景撮影や光量が少ない撮影環境でも高精度にピントを合わせることができます。
フィルムシミュレーション
18モード
PROVIAスタンダード/Velviaビビッド/ASTIAソフト/クラシッククローム/PRO Neg.Hi/PRO Neg.Std/クラシックネガ/ETERNAシネマ/ETERNAブリーチバイパス/ACROS/ACROS+Yeフィルター/ACROS+Rフィルター/ACROS+Gフィルター/モノクロ/モノクロ+Yeフィルター/モノクロ+Rフィルター/モノクロ+Gフィルター/セピア
クラシックネガとETERNAブリーチバイパスが新たに追加になりました。
カラークロームエフェクト(ブルー)
作品に深みと奥行き、自然な鮮やかさを加えることができます。赤、黄、緑など彩度が高く、階調が出にくい部分に深みを加えられる「カラークロームエフェクト」と、青に特化した「カラークローム ブルー」がそれぞれOFFを含めた3段階で設定することができます。
動画機能
フルHDの240pのハイスピード撮影(連続撮影は6分まで)に対応、また4K、フルHDともに30分までの連続撮影が可能となった。
発売日と予想価格
発売は2021年11月。
予想価格はボディー単体で10万8,900円(税込)、レンズキット(XC15-45mm F3.5-5.6 OIS PZ)が12万1,000円(税込)となっています。